釣輪つりわ)” の例文
その軽騎兵は、昨日見かけた青年たちの一人であることにわたしは気づいたが、にっこり笑って一礼する拍子ひょうしに、拍車はくしゃを打合せて、サーベルの釣輪つりわをがちゃりと鳴らした。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)