“つりわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
吊鐶50.0%
釣輪50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、上の甲板からは、ダイビングの女子選手が、胴のまわりを、吊鐶つりわおさえたまま、空中に、さッと飛びこむ。アクロバットなどより真面目まじめな美しさです。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
その軽騎兵は、昨日見かけた青年たちの一人であることにわたしは気づいたが、にっこり笑って一礼する拍子ひょうしに、拍車はくしゃを打合せて、サーベルの釣輪つりわをがちゃりと鳴らした。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)