釣戸棚つりとだな)” の例文
下緒さげおを解いて、片だすきに袖を結び、隅の釣戸棚つりとだなへ目をつけてスルリとその中へ身軽にね上がった。
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)