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針孔
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めど
ふりがな文庫
“
針孔
(
めど
)” の例文
「だって、まだあるんですもの」と針の
針孔
(
めど
)
を
障子
(
しょうじ
)
へ向けて、
可愛
(
かわい
)
らしい
二重瞼
(
ふたえまぶた
)
を細くする。宗近君は依然として
長閑
(
のどか
)
な心を頬杖に託して庭を
眺
(
なが
)
めている。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
人間の寿命に
相応
(
ふさ
)
はしい、嫁入り、子育て、
老先
(
おいさき
)
の段取りなぞ地道に考へてもそれを別に年寄り染みた老け込みやうとは自分でも覚えません。縫針の
針孔
(
めど
)
に糸はたやすく通ります。
愛
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
「ええ。目も針の
針孔
(
めど
)
が通らないくらゐのことで、新聞ぐらゐは讀めるんですよ。」
おばあさん
(旧字旧仮名)
/
ささきふさ
(著)
人間の寿命に
相応
(
ふさ
)
わしい、嫁入り、子育て、老先の段取りなぞ地道に考えてもそれを別に年寄り染みた老け込みようとは自分でも覚えません。縫針の
針孔
(
めど
)
に糸はたやすく通ります。
愛
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
“針孔”の意味
《名詞》
針 孔(はりめど, みず, みぞ, めど)
糸を通す針の穴。
(出典:Wiktionary)
針
常用漢字
小6
部首:⾦
10画
孔
常用漢字
中学
部首:⼦
4画
“針孔”で始まる語句
針孔暗箱