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金玉糖
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きんぎょくとう
ふりがな文庫
“
金玉糖
(
きんぎょくとう
)” の例文
主人は肖りたい名の
下
(
もと
)
に、
甘垂
(
あまた
)
るい
金玉糖
(
きんぎょくとう
)
を幾切か
頬張
(
ほおば
)
った。これは酒も呑み、茶も呑み、飯も菓子も食えるようにできた、重宝で健康な男であった。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
お蝶は、お角がお食べといって置いて行った
金玉糖
(
きんぎょくとう
)
を口に入れて、クスッと笑いながら、
炬燵
(
こたつ
)
の上へ顔を横にする。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一丁の豆腐ぐらいな大きさの
金玉糖
(
きんぎょくとう
)
の中に、金魚が二疋
透
(
す
)
いて見えるのを、そのまま
庖丁
(
ほうちょう
)
の刃を入れて、元の形を
崩
(
くず
)
さずに、皿に移したものであった。宗助は一目見て、ただ珍らしいと感じた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
糖
常用漢字
小6
部首:⽶
16画
“金玉”で始まる語句
金玉
金玉均
金玉出版会社