トップ
>
金棒引
>
かなぼうひき
ふりがな文庫
“
金棒引
(
かなぼうひき
)” の例文
これは単に長屋の
金棒引
(
かなぼうひき
)
のみに
止
(
とど
)
まらない。日本の新聞紙はまず社会的の金棒引と見て
差支
(
さしつかえ
)
はない。日本ほど新聞の劣等なところはない。
独居雑感
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
提灯持
(
ちょうちんも
)
ちが二人、
金棒引
(
かなぼうひき
)
が二人、続いて可愛らしい
禿
(
かむろ
)
が……。
間諜座事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
新聞買はずとも世間の噂は
金棒引
(
かなぼうひき
)
の女房によつて仔細に伝へられ、
喘息持
(
ぜんそくもち
)
の隠居が
咳嗽
(
せき
)
は頼まざるに夜通し泥棒の用心となる。
路地
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
新聞買わずとも世間の噂は
金棒引
(
かなぼうひき
)
の女房によって仔細に伝えられ、
喘息持
(
ぜんそくもち
)
の隠居が
咳嗽
(
せき
)
は頼まざるに夜通し泥棒の用心となる。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
棒
常用漢字
小6
部首:⽊
12画
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
“金棒”で始まる語句
金棒曳
金棒