金剛鈴こんごうれい)” の例文
少し彩色は濃厚すぎますが、実に非凡の出来栄え、右手に金剛杵こんごうしょを持ち、左手に金剛鈴こんごうれいを執った慈悲の御姿みすがた美妙びみょうと言おうか、端麗と言おうか、あまりの見事さに平次もしばらくは言葉もありません。