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醜面
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しこづら
ふりがな文庫
“
醜面
(
しこづら
)” の例文
ただ
醜面
(
しこづら
)
の一匹が、真赤に火のついた、燃えさしの木切れを取りあげて、まともに祖父の眉間へ突きつけたので、もし彼が
体
(
たい
)
をかはさなかつたものなら
ディカーニカ近郷夜話 前篇:06 紛失した国書
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
そして物凄い
醜面
(
しこづら
)
が、そこからにゆつとばかりに中を覗きこんで、まるで⦅皆の衆、いつたいここで何をしてゐなさるだね?⦆とでも訊ねるやうに、じろじろと眺めまはした。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:03 ソロチンツイの定期市
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
と、
醜面
(
しこづら
)
の化物たちが耳を敧てて手をさしだした。祖父はその意を悟つて、持ちあはせの銭を残らず掴み出して、犬にでも呉れてやるやうに、それを一同のまんなかへ投げだした。
ディカーニカ近郷夜話 前篇:06 紛失した国書
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
醜
常用漢字
中学
部首:⾣
17画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“醜”で始まる語句
醜
醜男
醜態
醜女
醜怪
醜悪
醜聞
醜婦
醜穢
醜陋