鄙徒ひと)” の例文
わたくしは、漢室の鄙徒ひと涿郡たくぐんの愚夫。まあ、そんな者でしかありません。先生の大名は、耳に久しく、先生の神韻縹渺しんいんひょうびょうたるおすがたには、今日、初めて接する者です。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)