郭然かくぜん)” の例文
他日再び醒覚せいかくするときあることが分かり、はじめて数十年来かつ迷いかつ苦しみいたる胸中が、一時に郭然かくぜんとして開け、万里雲晴れて、月まさに中するがごとき心地するようになりました。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)