“道綱”の読み方と例文
読み方割合
みちつな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八月の末になって道綱みちつなを生んだが、いまから思えば、まあその頃があの方も私を一番何くれとなく深切になすって下すっていた頃だったようだ。
かげろうの日記 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
自分が死んだ跡には道綱みちつなだけがただ一人ぎり頼りなく残されることを思うと気がかりでならなかった。
ほととぎす (新字新仮名) / 堀辰雄(著)