遊病者ゆうびょうしゃ)” の例文
やがて、人形は、階段をあがり始めました。うすぐらい階段を、まるでむ遊病者ゆうびょうしゃのように、のぼっていくのです。階段を二つのぼると、そこは時計や宝石の売り場でした。
怪人と少年探偵 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)