“通鑑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つがん83.3%
つうかん16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(若殿。通鑑つがんは、二百七十三巻の大冊だいさつ。あなた様は、あれ以上なものをご編纂になるお考えですか)
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
至る所の州郡守令出迎えて上舎に館する者あり、清州の牧使権和、その渠首きょしゅ五人を捕斬しようやくしずまったという(『東国通鑑つがん』五一)、当時高麗人日本を畏るるに乗じ
「箇旧を脱出するなら今夜をおいてほかはない。わしの、あの小さな熔鉱炉で出来た錫と通鑑つうかんを貸そう。二人を連れて行ったらどうだ」
雲南守備兵 (新字新仮名) / 木村荘十(著)