トップ
>
通鑑
>
つがん
ふりがな文庫
“
通鑑
(
つがん
)” の例文
(若殿。
通鑑
(
つがん
)
は、二百七十三巻の
大冊
(
だいさつ
)
。あなた様は、あれ以上なものをご編纂になるお考えですか)
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
至る所の州郡守令出迎えて上舎に館する者あり、清州の牧使権和、その
渠首
(
きょしゅ
)
五人を捕斬しようやく
鎮
(
しず
)
まったという(『東国
通鑑
(
つがん
)
』五一)、当時高麗人日本を畏るるに乗じ
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
そういう中に置いて見ると、さすがは伏見屋の三郎と梅屋の益穂との進み方は目立った。この
二人
(
ふたり
)
はすでに漢籍も『
通鑑
(
つがん
)
』を読む。いつのまにか少年期から青年期に移る年ごろにも達している。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「『
通鑑
(
つがん
)
』だ。」と唖々子は答えた。
梅雨晴
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
東洋では『
通鑑
(
つがん
)
』に後漢の高祖が毒蛇を集めた水中に罪人を投じ水獄と名づけた。また仏経地獄の呵責を述ぶる内に罪人蛇に咬まるる例多きは、インドにも実際蛇刑があったに基づくであろう。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“通鑑”の意味
《名詞》
通鑑(つがん)
「資治通鑑」の略。
(出典:Wiktionary)
通
常用漢字
小2
部首:⾡
10画
鑑
常用漢字
中学
部首:⾦
23画
“通鑑”で始まる語句
通鑑綱目