トップ
>
途上
>
みちみち
ふりがな文庫
“
途上
(
みちみち
)” の例文
自分は
途上
(
みちみち
)
「昨日のだ」と聞くたんびに、
懲役笠
(
ちょうえきがさ
)
で顔を半分隠しながら通り抜けて、シキの入口まで来た。そこで初さんがまた
愚弄
(
ぐろう
)
したんだから、自分は少しむっとして
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
生れて十七年の住みなれし家に
背
(
そむ
)
き、恩愛厚き父母の
膝下
(
しっか
)
を離れんとする苦しさは、
偲
(
しの
)
ぶとすれど胸に余りて、
外貌
(
おもて
)
にや表われけん、帰るさの
途上
(
みちみち
)
も、母上は妾の挙動を
怪
(
あや
)
しみて
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
“途上”の意味
《名詞》
途上(とじょう)
道の上。路上。接続助詞的にも用いられる、
中途。途中。接続助詞的にも用いられる、
(出典:Wiktionary)
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“途上”で始まる語句
途上死
途上一別
途上行人