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逋
ふりがな文庫
“逋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のが
66.7%
ニ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のが
(逆引き)
これすなわち清行のいわゆる「諸国の百姓課役を逃れ、租調を
逋
(
のが
)
るゝ者、私に自ら髪を
落
(
おろ
)
し、猥りに法服を著く」とある者である。
濫僧考:河原者・坂の者・宿の者・非人法師
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
友なる男は、アントニオ、物にや狂へると
私語
(
さゝや
)
ぎて、急に婦人を
拉
(
ひ
)
きつゝ、
巡査
(
スビルロ
)
、希臘人、牧婦などにいでたちたる人の間を潛りて
逋
(
のが
)
れ去りぬ。その聲を聞くに、ベルナルドオなりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
逋(のが)の例文をもっと
(2作品)
見る
ニ
(逆引き)
而も、古くして尚、痕を曳くのは、本の意の忘却せられて後、新しい利用の
逋
(
ニ
)
げ路を開くゆとりのあるものであつた為である。
稲むらの蔭にて
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
逋(ニ)の例文をもっと
(1作品)
見る
逋
漢検1級
部首:⾡
11画
“逋”を含む語句
逋亡
月下見花思老逋
“逋”のふりがなが多い著者
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
喜田貞吉
折口信夫