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追立
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おったて
ふりがな文庫
“
追立
(
おったて
)” の例文
「さあさあ、
追立
(
おったて
)
を食わないうちに、君子は
庖廚
(
ほうちゅう
)
を遠ざかろう。お客様はそちらへ——ちょっとぼくは、ここの仏間というのへ御挨拶。」
卵塔場の天女
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
逢坂山
(
おうさかやま
)
の関へかかると、
追立
(
おったて
)
の役人たちは、役目をすまして、引返した。都からついて来た多くの人々も、思い思い別れの言葉を残して戻ってゆく。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いろんな
嶮
(
けわ
)
しい処を通って来たであろう——普通の人の
歩
(
あゆ
)
めぬ処へ来た時に——何うしても足の踏み出せない処へ来た時に三人の悪者が無理にこの男を
引摺
(
ひきず
)
って後方から
追立
(
おったて
)
て
捕われ人
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
追
常用漢字
小3
部首:⾡
9画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“追立”で始まる語句
追立役
追立歩