“近衛予楽院”の読み方と例文
読み方割合
このえよらくいん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
陸の読書筆札の事は既に記したが、やや長ずるに及んでは、五百が近衛予楽院このえよらくいんの手本を授けて臨書せしめたそうである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
五百は鼎斎を師とした外に、近衛予楽院このえよらくいん橘千蔭たちばなのちかげとの筆跡を臨模りんもしたことがあるそうである。予楽院家煕いえひろ元文げんぶん元年にこうじた。五百の生れる前八十年である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)