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迂闊
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うっか
ふりがな文庫
“
迂闊
(
うっか
)” の例文
迂闊
(
うっか
)
り大きな声で云って、純文芸家達に知れようものなら、一喝を喰うのは見たようなものです。
大衆文芸問答
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「ああ、ほんに、わたしは
迂闊
(
うっか
)
り忘れていたんだよ、つまらないことだからね」
生さぬ児
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
ところが神様の罰があたり、わしは
迂闊
(
うっか
)
りその秘密を「
釜無
(
かまなし
)
の
文
(
ぶん
)
」めに話してしまった。文は宝壺をよこせと云った。だがわしは承知しなかった。そこで文めは仇をした。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「たしかにそうだとは思ったが、何しろ様子が変っているだろう。
穏
(
おとな
)
し作りのお嬢さん、
迂闊
(
うっか
)
り呼び掛けて人
異
(
ちが
)
いだったら、こいつ
面目
(
めんぼく
)
がねえからな。それでここまでつけて来たのさ」
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
みんな私が悪かったんで、つい
迂闊
(
うっか
)
り口を
走
(
すべ
)
らしたんでね
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
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しかし
迂闊
(
うっか
)
り油断するとあべこべに逆捻を
赤格子九郎右衛門の娘
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
と
迂闊
(
うっか
)
り云ったが、総司は、周章てて
甲州鎮撫隊
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
闊
漢検1級
部首:⾨
17画
“迂闊”で始まる語句
迂闊千万
迂闊者