“轆々”の読み方と例文
読み方割合
ろくろく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ツイ眼下に、瓦葺かわらぶき大家根おおやね翼然よくぜんとしてそばだッているのが視下される。アレハ大方馬見所ばけんじょの家根で、土手に隠れて形は見えないが車馬の声が轆々ろくろくとして聞える。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
活溌々転轆々ろくろくとしておよそその馳騖ちぶするを得る所はこれに馳騖し、いよいよ進みて少しもたわまざる者なり。