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軽騎兵
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けいきへい
ふりがな文庫
“
軽騎兵
(
けいきへい
)” の例文
まるで、美しい
軽騎兵
(
けいきへい
)
の軍服のようじゃないか! 黒いビロードのマントが、ウマの上でひらひら、ひるがえっている! あれあれ、あんなに速くウマを走らせているよ!
眠りの精
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
外套
(
がいとう
)
のついた
軽騎兵
(
けいきへい
)
の軍服を着て、
泡
(
あわ
)
をふいた黒馬に乗っている。
駿馬
(
しゅんめ
)
は首を振り振り、鼻息を立てて、
踊
(
おど
)
りはねている。乗り手は、
手綱
(
たづな
)
を引いたり、
拍車
(
はくしゃ
)
を当てたり、
大騒
(
おおさわ
)
ぎだ。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
軽騎兵
(
けいきへい
)
の士官で、血色のいい
紅
(
あか
)
い顔をして、眼が飛び出している。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
「マレーフスキイ
伯爵
(
はくしゃく
)
、お医者のルーシンさん、詩人のマイダーノフさん、退職
大尉
(
たいい
)
のニルマーツキイさん、それから
軽騎兵
(
けいきへい
)
のベロヴゾーロフさん、この方にはもうお会いになったわね、どうぞ皆さん、仲よくなすってね」
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
“軽騎兵”の解説
軽騎兵(けいきへい)は騎兵の一種。重騎兵が楯と鎧の重装甲を帯び敵の主力を壊滅させる目的で用いられたのに対し、軽騎兵は最小限の装備であり足の速さを活かした後方撹乱や奇襲に用いられた。
歴史的には、内陸ユーラシアの遊牧民の戦術に起源を持つ。この地域の牧民戦士は、遊牧生活の中で身につけた卓越した馬術と弓の技術によって弓騎兵として活躍し、近代的な火砲を基盤とする戦術が普及するまでは、ユーラシア大陸から北アフリカにかけての地域でもっとも有力な軍事勢力のひとつであった。
(出典:Wikipedia)
軽
常用漢字
小3
部首:⾞
12画
騎
常用漢字
中学
部首:⾺
18画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
“軽騎”で始まる語句
軽騎
軽騎隊