“けいきへい”の漢字の書き方と例文
語句割合
軽騎兵100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まるで、美しい軽騎兵けいきへいの軍服のようじゃないか! 黒いビロードのマントが、ウマの上でひらひら、ひるがえっている! あれあれ、あんなに速くウマを走らせているよ!
外套がいとうのついた軽騎兵けいきへいの軍服を着て、あわをふいた黒馬に乗っている。駿馬しゅんめは首を振り振り、鼻息を立てて、おどりはねている。乗り手は、手綱たづなを引いたり、拍車はくしゃを当てたり、大騒おおさわぎだ。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
軽騎兵けいきへいの士官で、血色のいいあかい顔をして、眼が飛び出している。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
「マレーフスキイ伯爵はくしゃく、お医者のルーシンさん、詩人のマイダーノフさん、退職大尉たいいのニルマーツキイさん、それから軽騎兵けいきへいのベロヴゾーロフさん、この方にはもうお会いになったわね、どうぞ皆さん、仲よくなすってね」
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)