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軫念
ふりがな文庫
“軫念”の読み方と例文
読み方
割合
しんねん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんねん
(逆引き)
「国家多事の
秋
(
とき
)
。久しく病に伏して、ご
軫念
(
しんねん
)
を
煩
(
わずら
)
わし奉りましたが、すでに身も健康に復しましたゆえ、ふたたび軍務を命ぜられたく存じます」
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
畏
(
かしこ
)
くも、一億民草の
康寧
(
こうねい
)
と、人類の福祉とを、深く御
軫念
(
しんねん
)
あらせらるる天皇陛下の
大御心
(
おおみこころ
)
を体し、之に
副
(
そ
)
い奉るべく、八月九日以来、
軍統帥部
(
ぐんとうすいぶ
)
とも連絡し、慎重なる熟議を重ね
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
「左様ですかの。何せい、はやく
国舅
(
こっきゅう
)
がおなおりくださらぬと、陛下のご
軫念
(
しんねん
)
もひとかたではございませぬ。きのうも今朝も、ご下問がございました」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
軫念(しんねん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“軫念”の意味
《名詞》
天子の御心痛。
心配。
(出典:Wiktionary)
軫
漢検1級
部首:⾞
12画
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
検索の候補
御軫念
“軫念”のふりがなが多い著者
蜷川新
吉川英治