トップ
>
身装
>
いでたち
ふりがな文庫
“
身装
(
いでたち
)” の例文
旧字:
身裝
老いたるも若きも珍型異装を誇り顔に
漫々然々
(
ぶらりぶらり
)
と練り歩く様子、異装にかけてはあえて人後に落ちざるタヌの
身装
(
いでたち
)
はとみてあれば、今日はまた一段と趣向を凝らしたとみえ
ノンシャラン道中記:03 謝肉祭の支那服 ――地中海避寒地の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
同じく有竹松太郎——これは商売が
独楽
(
こま
)
廻しなので、
身装
(
いでたち
)
もそれにやつしてい、さらに
虚無僧
(
こむそう
)
に身を変えている、関口勘之丞と僧の範円——以上が同伴しているのであった。
猫の蚤とり武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
2
極楽鳥
(
パラダイツ
)
の飾りをつけたフェルトの流行とは正反対のグランとツバの拡い帽子を
目深
(
まぶか
)
にした
身装
(
いでたち
)
、……流行品店の飾窓に映るかの女の姿態を裸体にするキャバレーの門柱のムーラン・ルージュ。
戦争のファンタジイ
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
装
常用漢字
小6
部首:⾐
12画
“身装”で始まる語句
身装振
身装差刀