“趙昂”の読み方と例文
読み方割合
ちょうこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
趙昂ちょうこうの妻は、聞くと涙をうかべたが、その涙をみずから叱るように、声を励まして、良人へいった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また尹奉いんほう趙昂ちょうこうの邸を包囲し、その妻子召使いまで、みなごろしにしてしまった。ただ、かの貞節な趙昂の妻だけは、祁山きざんの陣へ行っていたので、その難をのがれた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
姜叙、楊阜は歴城にたむろし、尹奉いんほう趙昂ちょうこうは、郷党の兵をひきいて、祁山きざんへ進出した。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)