赭褐しゃかつ)” の例文
草鞋わらじで岩石をザクザクやりながら、手ずから火口壁の赭褐しゃかつ色なる大塊をつかむべきである、そこに地心の十万億土から迸発ほうはつした、赤焼のした、しかしながら今は凝固した
日本山岳景の特色 (新字新仮名) / 小島烏水(著)