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賓頭盧
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びんずる
ふりがな文庫
“
賓頭盧
(
びんずる
)” の例文
昨年の秋
鳥部寺
(
とりべでら
)
の
賓頭盧
(
びんずる
)
の
後
(
うしろ
)
の山に、
物詣
(
ものもう
)
でに来たらしい女房が一人、
女
(
め
)
の
童
(
わらわ
)
と一しょに殺されていたのは、こいつの
仕業
(
しわざ
)
だとか申して居りました。
藪の中
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
また同書同巻の「詣
二
鳥部寺
一
女値
二
盗人
一
語」にも、女の童を連れて鳥部寺の
賓頭盧
(
びんずる
)
に詣でた或る人妻が、或る雑色男の為に強奸せられ、その上に主従の衣服をまで剥がれたことを述べて
放免考
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
“賓頭盧”の解説
賓頭盧(びんずる、Piṇḍola-Bhāradvāja, ピンドーラ・バーラドヴァージャ、音写:複数あり)は、釈迦の弟子の1人。獅子吼(ししく)第一と称される。十六羅漢の第一。バーラドヴァージャはバラモン十八姓の中の一つである。
漢訳では、賓頭盧跋羅堕闍(びんずるばらだじゃ)、賓頭盧突羅闍(びんずるとらじゃ)、賓頭盧頗羅堕(びんずるはらだ)、賓度羅跋囉惰闍(びんどらばらだじゃ)などと音写する。略称して賓頭盧(尊者)と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
賓
常用漢字
中学
部首:⾙
15画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
盧
漢検1級
部首:⽫
16画
“賓頭盧”で始まる語句
賓頭盧尊者
賓頭盧様