トップ
>
負傷
>
きず
ふりがな文庫
“
負傷
(
きず
)” の例文
自分もいつか受けた数ヵ所の
負傷
(
きず
)
で、——斬った敵方の返り血で、全身
朱
(
あけ
)
に染まり、次第に迫る息を調え、だんだん衰える気力を励まし励まし、……
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
左の肩の骨が少し
摧
(
くだ
)
けたとかで、手が
緩縦
(
ぶらぶら
)
になつて
了
(
しま
)
つたの、その外紫色の
痣
(
あざ
)
だの、
蚯蚓腫
(
めめずばれ
)
だの、
打切
(
ぶつき
)
れたり、
擦毀
(
すりこは
)
したやうな
負傷
(
きず
)
は、お前、体一面なのさ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
負
常用漢字
小3
部首:⾙
9画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
“負傷”で始まる語句
負傷者
負傷兵