谷谺こだま)” の例文
いかづち夕に天半なかぞらを過ぐ、烏帽子、国見の山脈に谷谺こだまをかへせしその響は漸く遠ざかれり、牧島湾頭やがて面より霽れたれども
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)