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讃美者
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さんびしゃ
ふりがな文庫
“
讃美者
(
さんびしゃ
)” の例文
彼は常に中世紀の
讃美者
(
さんびしゃ
)
であった。その時代には美が最も厚く実現されていたからである。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
彼は、つい十分ほど前まで、今日の園遊会に集まっている、
凡
(
すべ
)
ての人々は自分の金力に対する
讃美者
(
さんびしゃ
)
であると思っていた。讃美者ではなくとも、少くとも
羨望者
(
せんぼうしゃ
)
であると思っていた。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
(間)ね、思ってもご覧なさい、アーニャ、あなたのお
祖父
(
じい
)
さんも、ひいお祖父さんも、もっと前の先祖も、みんな農奴制度の
讃美者
(
さんびしゃ
)
で、生きた魂を
奴隷
(
どれい
)
にしてしぼり上げていたんです。
桜の園
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
僕は死をよいものだと思った、とは言っても、決してひとの命を安く見ていい加減に取扱っているのでも無いし、また、あのセンチメンタルで無気力な、「死の
讃美者
(
さんびしゃ
)
」とやらでもないんだ。
パンドラの匣
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
讃
漢検準1級
部首:⾔
22画
美
常用漢字
小3
部首:⽺
9画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“讃美”で始まる語句
讃美
讃美歌
讃美詞
讃美点