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ひゆてき
ふりがな文庫
“
譬喩的
(
ひゆてき
)” の例文
さればこそこの
譬喩的
(
ひゆてき
)
の吟ありたるなれ。この句は品の善き句にあらねども滑稽と軽妙とを以て
勝
(
まさ
)
りたるものにして容易に模倣し得べきに非ず。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
この「頭が柔らかくなる」というのはもちろん
譬喩的
(
ひゆてき
)
の言葉であるには相違ないが、しかしその言った先生の意味が正確にどういう内容のものであったか
映画と生理
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
全体が言うに言われぬ妙な
風下傾斜
(
リー・ラーチ
)
9
をなしていて、それが二人の水夫の心に荒れ模様の時の長い航海を思わせ、そして二人をしてただちに、レッグズ自身の
譬喩的
(
ひゆてき
)
の言葉を借りて言えば
ペスト王:寓意を含める物語
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
手首の問題についての自分の経験はまずこれだけであるが、よく考えてみると、この手首の問題を思い出させるような
譬喩的
(
ひゆてき
)
な手首の問題がいろいろあることに気がつく。
「手首」の問題
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
三四四頁には
尻尾
(
しっぽ
)
のある人間の事が出ている。犬の尻尾くらいの大きさだが毛が生えていないとある。
譬喩的
(
ひゆてき
)
には今でも大概の人間がみんな尻尾をぶら下げて歩いている。これは誰も知る通りである。
マルコポロから
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
譬
漢検1級
部首:⾔
20画
喩
常用漢字
中学
部首:⼝
12画
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
“譬喩”で始まる語句
譬喩
譬喩歌
譬喩品
譬喩経
譬喩談