“ひゆてき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
譬喩的83.3%
比喩的16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
全体が言うに言われぬ妙な風下傾斜リー・ラーチをなしていて、それが二人の水夫の心に荒れ模様の時の長い航海を思わせ、そして二人をしてただちに、レッグズ自身の譬喩的ひゆてきの言葉を借りて言えば
手首の問題についての自分の経験はまずこれだけであるが、よく考えてみると、この手首の問題を思い出させるような譬喩的ひゆてきな手首の問題がいろいろあることに気がつく。
「手首」の問題 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
もし彼女が直ぐに彼を征服し得て彼が彼女の足下そくかに伏し眞實を以て彼女に心を捧げてゐたならば、私は顏を蔽うて壁を向き、(比喩的ひゆてきに)彼等に對して死んでしまつてゐたゞらう。
... 私は正に——比喩的ひゆてきに云つて——こんな鎖にあなたをつないでおきませう」(彼の時計の鎖に觸りながら)「えゝ、『うるはしく小さきものよ、我が胸に汝を帶びむ、我が寶石を失はざらん爲め。』」