トップ
>
譎詐
>
けっさ
ふりがな文庫
“
譎詐
(
けっさ
)” の例文
独逸
(
ドイツ
)
はその汎独主義の手先に
土耳古
(
トルコ
)
人をまで使役して
豺狼
(
さいろう
)
飽く無きの大欲を遂げんと欲し、
譎詐
(
けっさ
)
百端至らざる無かった。
永久平和の先決問題
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
「
譎詐
(
けっさ
)
百端
(
ひゃくたん
)
の心術」の人であるとなし、賢い薩州侯の公論を
至極
(
しごく
)
公平に受けいれることなぞおぼつかないと考え
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
虚偽と
譎詐
(
けっさ
)
と不正に満ちた社会には、もう光明がない。希望を繋ぐことができない。そう考えんとするのだ。
人間否定か社会肯定か
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“譎詐”の意味
《名詞》
嘘。偽り。
(出典:Wiktionary)
譎
漢検1級
部首:⾔
19画
詐
常用漢字
中学
部首:⾔
12画
“譎詐”で始まる語句
譎詐権謀
譎詐奸曲