“百端”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひゃくたん50.0%
ひやくたん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
譎詐けっさ百端ひゃくたんの心術」の人であるとなし、賢い薩州侯の公論を至極しごく公平に受けいれることなぞおぼつかないと考え
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
禍福の二門をくゞるのいひに過ぎず、たゞ其謂に過ぎずと観ずれば、遭逢さうほう百端ひやくたん千差万別、十人に十人の生活あり、百人に百人の生活あり、千百万人またおの/\千百万人の生涯を有す
人生 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)