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読人
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よみびと
ふりがな文庫
“
読人
(
よみびと
)” の例文
『夫木集抄』三十、
読人
(
よみびと
)
知らず「いとねたし泳の宮の池にすむ鯉故人に欺かれぬる」とはこれを詠んだのじゃ。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
因
(
ちな
)
みに云うが、前掲の平中の「物をこそ」の歌は、古今集には
読人
(
よみびと
)
しらずとして載っており、「物をこそいはねの松の」が「思ひ出づるときはの山の」となっている。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「とりべ山谷に煙のもえ立たばはかなく見えし我と知らなむ」——少女が日頃手習をしていた姫君の美しい手跡にそんな
読人
(
よみびと
)
しらずの歌なんぞのあったのが、いまさら思い出されて
姨捨
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
「
読人
(
よみびと
)
は」
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
読
常用漢字
小2
部首:⾔
14画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“読人”で始まる語句
読人不知