“話様”の読み方と例文
読み方割合
はなしやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同じ柘榴口の中で、誰か彼の読本よみほんの批評をしてゐるのが、ふと彼の耳へはいつたからである。しかも、それは声と云ひ、話様はなしやうと云ひ、殊更彼に聞かせようとして、しやべり立ててゐるらしい。
戯作三昧 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)