詐言さげん)” の例文
詐言さげんはおのずから色にあらわれる。軍師、こんな者を用いるのは無用である。早く首をねられよ」と、重ねていった。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かくてメレートスやアヌトスなどの詐言さげんのために、とやかくといろいろ瞞着まんちゃくされた結果、種々の裁判の末に、我大聖ソクラテスは遂に死刑を宣告せられることとなった。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)