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覚醒
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めざ
ふりがな文庫
“
覚醒
(
めざ
)” の例文
旧字:
覺醒
北海道にも、足尾にも、別子にも、長崎にも僕たちの
思想
(
おもい
)
は煙のように忍び込んで、労働者も非常な勢いで
覚醒
(
めざ
)
めて来た
駅夫日記
(新字新仮名)
/
白柳秀湖
(著)
稚児サン騒ぎなぞ
噯気
(
おくび
)
にも出さなくなった今に至って私一人は
俄然
(
がぜん
)
として稚児サンのよさに
覚醒
(
めざ
)
め、どうやら朝起きても私の眼前には昨日以来の太子の
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
其処に映ずる凡ての物象は溌溂たる生気に
覚醒
(
めざ
)
むる。そして凡てがある深い生命の世界から覗く眼となるのだ。堅い表皮が破れ輪廓が壊れて、魂が表わにじっと眼を見張っている。
蠱惑
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
と頼春は
覚醒
(
めざ
)
めたように叫んだ。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そうして利慾に
覚醒
(
めざ
)
めて来た。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“覚醒”の意味
《名詞》
覚 醒 (かくせい)
目を覚ますこと。目が覚めること。
過ちに気づくこと。
高い実力を発揮するようになること。開眼。開花。
(出典:Wiktionary)
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
醒
常用漢字
中学
部首:⾣
16画
“覚醒”で始まる語句
覚醒薬