要之エウスルニ)” の例文
これでは忠兵衛に、段梯子を馳け下らせることは出来まいと案じて居つた。要之エウスルニ人物の腹の位置の違ひと大阪弁で旨く行かなかつたのであるが、個処々々にはよい処があつた。
封印切漫評 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)