“襤褸籠”の読み方と例文
読み方割合
ぼろかご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
マラーは彼が宮殿と呼ぶ襤褸籠ぼろかごのような借家の浴室で、湯にひたりながら書きものをしている。その眼の前の壁には、学校で使い古したらしい仏蘭西フランス大掛図おおかけずが、皺くちゃのまま貼りつけてある。
星座 (新字新仮名) / 有島武郎(著)