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裲襠姿
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うちかけすがた
ふりがな文庫
“
裲襠姿
(
うちかけすがた
)” の例文
赤い腹掛に
涎掛
(
よだれがけ
)
をし、
立兵庫
(
たてひやうご
)
に髮を上げた、
裲襠姿
(
うちかけすがた
)
のお妙を乘せて、振事をやるといふから、あつしは笑つて笑つて笑つてやりましたよ。
銭形平次捕物控:315 毒矢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お銀様の呪いの
的
(
まと
)
となっている写真の中の女の像、それは
裲襠姿
(
うちかけすがた
)
の気高い奥方でありました。美男の聞えある能登守と並んだこの気高くて美しい奥方。
大菩薩峠:13 如法闇夜の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
裲襠姿
(
うちかけすがた
)
眼も
眩
(
まばゆ
)
く、足の運びも
水際立
(
みずぎわだ
)
ち武士の後から歩いて行く。二人の姿が奥へ消えると、鳥市の云った進物なのであろう、十個の大行李が次々に奥の方へ運ばれる。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
裲
漢検1級
部首:⾐
13画
襠
漢検1級
部首:⾐
18画
姿
常用漢字
小6
部首:⼥
9画
“裲襠姿”で始まる語句
裲襠姿振袖