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表情
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かおつき
ふりがな文庫
“
表情
(
かおつき
)” の例文
私はこの時どんな
表情
(
かおつき
)
をしたか知らない。唯妻木君の顔を穴のあく程見詰めてやっとのことうなずいた。そうして切れ切れに尋ねた。
あやかしの鼓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「ほほほほ」お宮は
莫蓮者
(
ばくれんもの
)
らしい
妖艶
(
ようえん
)
な
表情
(
かおつき
)
をして意味ありそうに笑った。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
その
中
(
うち
)
に両手の
穢
(
よご
)
れを払いながら立上った二人の顔は、もう人間の
表情
(
かおつき
)
ではなかった。墓の下からこの世を呪いに出て来た
屍鬼
(
しにん
)
の形相であった。
名娼満月
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“表情”の解説
表情(ひょうじょう)とは、感情や情緒を、外見や身振りなどに出し表す行為、あるいは現れたもの。
(出典:Wikipedia)
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
“表情”で始まる語句
表情的
表情筋
表情遊戯