行樹こうじゅ)” の例文
最初は、あのように荘厳美麗に感ぜられた七重の羅網も、七重の行樹こうじゅも、何の感銘をも、おかんの心に与えなかった。伽陵頻迦の鳴き声も、もう此の頃では、うるさく耳に付き出した。
極楽 (新字新仮名) / 菊池寛(著)