“行樹”の読み方と例文
読み方割合
こうじゅ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
最初は、あのように荘厳美麗に感ぜられた七重の羅網も、七重の行樹こうじゅも、何の感銘をも、おかんの心に与えなかった。伽陵頻迦の鳴き声も、もう此の頃では、うるさく耳に付き出した。
極楽 (新字新仮名) / 菊池寛(著)