“蠧(しみ)” の例文
本棚の蠧(しみ)を防ぐ樟脳(しょうのう)の目にしむ如き匂(にお)いは久しくこの座敷に来なかったわたしの怠慢を詰責(きっせき)するもののように思われた。
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)