“蟄居謹慎”の読み方と例文
読み方割合
ちっきょきんしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上野介は只管ひたすら蟄居謹慎ちっきょきんしんして、残りすくなき余生をもっぱら茶道にいそしみながら過していたが、しかし、それにもかかわらず彼の身辺に渦巻く妖気は日を経るにつれて次第に濃厚の度を加えてきた。
本所松坂町 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)