“蚕糞”の読み方と例文
読み方割合
こくそ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七夕たなばたあかや黄や紫の色紙がしっとりとぬれにじんでその穂やくわの葉にこびりついている。死んだほたるのにおいか何かがむせんで来る。あけっぱなしの小舎こやがある。蚕糞こくそまゆのにおいがする。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)