“蚕婦”の読み方と例文
読み方割合
さんぷ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「私は絹物が嫌いでな。あいつを見ると詩を思い出す。唐の無名氏の蚕婦さんぷという詩をな。昨日城廓ニ到ル、帰来涙きんニ満ツ、遍身綺羅ノ者、これ養蚕ノ人ニアラズ。……私の好きなは木綿だよ」
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)