“虞初(ぐしょ)” の例文
本(もと) 虞初(ぐしょ)自(よ)りす〕といふに始り院本の名は金(きん)に始まる事陶九成(とうきゅうせい)が『輟耕録(てっこうろく)』に「唐有伝奇。宋有戯曲渾詞説。金有院本雑劇其実一也。」〔唐(とう)に伝奇(でんき)有(あ)り。
小説作法 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
それは何に拠ったか知らぬが、当時大いに売れた菊池三渓(きくちさんけい)の『本朝虞初(ぐしょ)新誌』中巻に出でいた。馬琴が壮時一室に籠って小説を考案中、下女が茶を運び来る。