“藤田茂吉”の読み方と例文
読み方割合
ふじたもきち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ソレからその論説を起草して、マダその時には時事新報と云うものはなかったから、報知新聞の主筆藤田茂吉ふじたもきち箕浦勝人みのうらかつんどにその草稿を見せて
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
日本橋区選出議員は改進党の藤田茂吉ふじたもきち氏だったが、その後楠本正隆くすもとまさたか氏が、政友会から出る時、輸入候補だというので、地元への折合を担ぎこまれていた。
それから義塾の矢野文雄やのふみお、故藤田茂吉ふじたもきち犬養毅いぬかいつよし箕浦勝人みのうらかつんど加藤政之助かとうまさのすけ森下岩楠もりしたいわくすなどいう連中が我輩の宅に来る様になって、到頭とうとう何時いつの間にか我輩の乾児こぶんになってしまった様な訳だ。